
任天堂がサードパーティに開発費のリベートを行っているとのネタ投稿を頂きました。






任天堂ハード向けタイトルの一部には、任天堂からのリベートで開発されているものがあります。
ゲイツマネーと似ていますが、任天堂マネーの場合はマネーでまかなえる開発費で開発する点が異なります。
これは一部のWiiタイトルで行われており、直近では「罪と罰」あたりとなります。
それでは開発予算が任天堂の思い通りではないかと思われるでしょうが、実際その通りです。
任天堂はリベートのかわりに、ソフトの売り上げからの利益の大半を受け取る契約を結ぶため、まかりまちがって大ヒットソフトが生まれたとしても、開発会社の利益は微々たるものです。
最も、ほとんどのケースでは任天堂が払うリベートの額のほうが高く任天堂の赤字です。
リベート開発を行っているメーカーは赤字覚悟で投資してくれる任天堂に感謝しています。
が、もちろん任天堂には任天堂の巧妙な狙いがあります。
1、サード開発タイトルを増やして任天堂ハードの盛り上げを演出する
2、開発会社を飼い殺しにして、将来のライバルの登場を防止する。
3、サードの予算を調整し、任天堂タイトルよりクオリティが下がるようにする。
1はそのままの意味で受け取ってください。
いかにWiiのソフト売り上げの大半が任天堂タイトルであるとは言っても、
もしも、サードタイトルが全くないハードだとしたら、全く盛り上がらなかったでしょう。
64とGCがまさにその実例で、任天堂タイトルのクオリティは高くてもハードが盛り上がりませんでした。
そこで任天堂は、Wiiではリベートを提供してでもサードタイトルを増やす戦略に出ています。
リベートの回収は、ハードの売り上げ増加とそれによる任天堂タイトルの売り上げ増加で吸収できるようです。
任天堂の調査では、サードタイトル目当てに任天堂ハードを購入したユーザーであっても、
1本程度は任天堂タイトルを購入する、という結果が出ており、これをアテにしています。
ファーストパーティーだからこそとれる戦略であるといえますね。
2もそのままの意味です。
任天堂は、サードが成長して、スクエニやカプコンクラスの大会社となることをおそれています。
PSとPS2時代のように、任天堂ハードで成長したメーカーが他のハードに移行することをおそれています。
従って、サードの開発予算を任天堂で制御し、生かさず殺さず利用したいという考えがあります。
3は2の副作用ですが、結果としてかなり大きな意味を持っています。
サードに渡す予算を絞ることで、サードはすくなくとも単純なクオリティの面では、
任天堂を超えることはできなくなり、結果、やっぱり任天堂はスゴイ、と言われるようになります。
つまり、サードタイトルの悪評がかえって任天堂タイトルの売り上げ増加を促す結果となります。
「罪と罰 宇宙の後継者」では2億円程度の予算が組まれ、トレジャー側はその範囲内で開発を行っています。
売り上げは予想通り爆死ではありますが、トレジャーはリベートを確保しており問題ありません。
任天堂は、多少ハードの売り上げに繋がり、そこからさらに任天堂タイトルの売り上げにつながっておりますし、ネットで言われているように、「赤字覚悟で罪と罰を出す任天堂スゲェ」という評判にもつながります。
まあ、それでももう少し売れて欲しかった、ってのが本音でしょうが。
で、今この話を持ち出したわけは、レギンレイブも同様のタイトルだからです。
もっとも、こちらは罪と罰よりはるかに高い予算が組まれていますが、本質は変わりません。
ゲイツマネーはそれなりに知られていますが、任天堂リベートは全く知られていないようなのでお話ししてみました。
証拠となる資料などは一切ありませんし、信じる信じないはご自由です。













