AP通信が報じるところによると、保険会社Allstateはゲームが交通事故を減らすとする調査結果を発表したとのことです。ゲームが交通事故を減らす?−海外でユニークな調査結果 - iNSIDE
Allstateがドライバー10万人を対象としたプロジェクトで調査したところによると、ゲームをプレイする人は、そうでない人よりも事故を起こす確率が低いという結果が出ました。
対象となったのは50〜75歳のドライバー10万人。ドライバーたちに特製のゲームを配布し、その後ゲームをプレイしないドライバーと事故率を比較する調査が行われました。
年を取ると見たものを認識する能力が落ちるのですが、配布されたゲームはこの傾向を改善するような設計になっており、Allstateは10時間以上のプレイを薦めています。
テレビゲームが子供に及ぼす影響は米国でもしばしば議論となっている。報告書は「ゲームに熱中することで、社会とのかかわりを持てない人格に育つのではないかとの心配を裏付けるようなデータは見あたらなかった」としている。「ゲームは子供の社会性をはぐくむ」 米社会調査機関が報告書発表 - MSN産経ニュース
報告書によると、ゲームを「1人でプレーする」子供は24%と少数派で、ほとんどは友達と一緒に楽しんでいることがわかった。このうち63%がゲーム中に、友達が過度に攻撃的になった」という半面、78%が「そうした友達に注意した経験がある」と答え、必ずしも悪影響だけとはいえないことも浮かび上がった。
ある種のゲームにはプレイヤーの器用さや問題解決力を強化する効果がある――。8月17日開催の米国心理学会の年次総会で、ゲームに関する幾つかの論文が発表された。外科医はゲーマーの方が名医?――米大学調査 - ITmedia News
米アイオワ州立大学のダグラス・ジェンタイル博士は、高校生、大学生、外科医を対象としたゲームの使用とその影響に関する論文を発表した。それによると、ゲームで遊ぶ外科医の方が高度な外科処置で27%速く措置でき、37%ミスが少なかったとジェンタイル氏は語った。
303人の外科医を対象とした別の調査では、外科医に空間認識能力と手先の器用さを必要とするゲームをプレイさせた後、これらのスキルをテストしたところ、ゲームをプレイする前より非常に速くなり、またこのゲームをプレイしたことのない外科医よりも速かった。
「ゲームは強力な教育ツールであり、予想もしないさまざまな効果があるということだ」(ジェンタイル氏)